長崎初めて物語


長崎県発祥 食べ物編

カステラ
室町時代末期、ポルトガルの宣教師によってカステラの基となる南蛮菓子が長崎に伝わり、日本国内で独自の進化を経て現在のカステラになりました。

チョコレート
18世紀、長崎の遊女がオランダ人から貰ったもので「しよこらあと」の名で記されているのが日本で最初のチョコレート。

コーヒー
18世紀、オランダ人によって長崎の出島に持ち込まれたのが最初。

ビスケット
長崎で医師をしていた「柴田方庵」がオランダ人からビスケットの作り方を教わりました。

こんぺいとう
長崎で金平糖の試作が行われたことが1688年に刊行された井原西鶴の著書「日本永代蔵」に記載されています。

ハンバーガー
第二次世界大戦が終わった1945年以降、長崎県佐世保市に駐留した米軍によって日本にハンバーガーが持ち込まれた。

ハム
長崎市の「片岡伊右衛門」がアメリカ人から骨付きハムの製法を学び、1872年に日本初となるハム製造を開始しました。

イチゴ
イチゴは「オランダイチゴ属」に分類され、日本へは江戸時代末期にオランダから長崎に伝わりました。

じゃがいも
1598年、オランダ領だったジャワ島の「ジャガトラ」(現在のジャカルタ)を経由したオランダ船によって長崎に持ち込まれた。

トマト
1670年頃、日本へは観賞用・薬用としてオランダから長崎に伝わったとされる。

たまねぎ
江戸時代、観賞用としてオランダから長崎に伝わったとされる。

マカロニ
フランス人宣教師「マリク・マリー・ド・ロ」によって、1883年に日本初となるマカロニ工場が長崎市に建設された。

ちゃんぽん・皿うどん
長崎市にある中華料理店「四海樓」の初代店主が、日本を訪れていた中国人留学生に安くて栄養価の高い食事を提供しようと明治時代中頃に考案した。

茶碗蒸し
長崎県で誕生した「卓袱(しっぽく)料理」のメニューの1つとして考案されたと考えられている。

からすみ
ギリシャ・エジプトなどで古来より製造され、日本へは安土桃山時代に明国(中国)から長崎に伝来したとされる。