ドロさまソーメン?

長崎市外海地区に赴任したフランス人宣教師マルコ・マリー・ド・ロ神父は、村民のあまりに貧しい生活に驚き、生活を向上させようと素麺の技術を伝えました。その特長は「ちょっと太めでコシの強い麺」。手延製法にこだわり、丹念に仕上げた「ド・ロ神父の深い人間愛」を継承した逸品です。
長崎駅前のニュー長崎ホテルの13階にある中国料理店「桃林」は長崎近海産の新鮮な魚介類と旬野菜をふんだんに使い、長崎にない独自の調理法で仕上げたあっさりとした中華料理店です。
中華街のお料理とはちょっとテイストが違いますが、ちゃんぽん、皿うどんはあっさりとして、海鮮スープのコクをしっかり味わえる美味しい一品と思います。
今日は「長崎グルメ」コースを頂きました。
そしてその中にドロさまソーメンのお品書きがありました。
冷菜盛り合わせ 島原産きのこ入りフカヒレスープ 長崎産野菜と海鮮炒め 鯛の中華風蒸し物 オイスターっぽいソース ドロさませりと牛肉炒め ミニちゃんぽん 角煮入りドロさまソーメン 稲佐山に沈む夕日もステキ 紫芋おだんご、杏仁豆腐、フルーツ 求肥にあつあつ紫芋あん入り
※ミニちゃんぽんはお野菜もたっぷり入っており大満足の一品。
ドロさまソーメンは、鶏ガラスープにお醤油味のお味でした。
♰ドロさま・・・
マルク・マリー・ド・ロは、パリ外国宣教会所属のフランス人宣教師で、1868年6月に来日し、長崎県西彼杵郡外海地方において、キリスト教の布教活動の傍ら、貧困に苦しむ人達のため、社会福祉活動に尽力した方です。